よく頂く質問集〜商品について〜

なぜ成分分析を行うの?
成分表通りの配合か、成分表に記載の無い原料や違反原料は入っていないかなどを調べます。成分表通りでないと薬事法違反となってしまいます。
成分分析は薬事法によって義務付けられているの?
義務付けられている訳ではございませんが何か問題が発生した場合、製造販売元の責任となりますため、立場上分析をおすすめ(または条件化)しております。実際の市場では成分分析を行わず、市場投入しその後何らかの違反・トラブルが発覚し回収になった事例が数多くあります。回収事例はこちら
成分分析にはどれぐらい時間がかかりますか?
試験項目にもよりますが、検体(輸入予定商品)をお預かりして1週間前後で試験は終了しますのでその後検査結果報告書をお送りします。
成分分析にはどれぐらいの費用がかかるの?
分析はどれだけ行っても「必ず大丈夫」という保証はございませんが、多くの項目を確認すればするほど違反による商品回収のリスクは低減いたします。費用につきましてはこちらをご確認の上ご相談下さい。
表示ラベルには何を記載すればいいの?
製造販売元には薬事法で定められたいくつかの法定表示を化粧品ラベルに記載し貼る付ける義務があります。製造者や製造国をはじめどんな成分が配合されているかなどなど。詳しくはこちらを参考にして下さい。
国外化粧品のラベルは日本語じゃないが?
次のいずれかの方法で対処でします。国内で必要な法廷表示部だけシール印刷し国外化粧品のラベルの上に貼り付ける。あるいはある程度ロットが大きい場合などは、日本向け海外生産品としてラベルや容器に現地(国外メーカー・サプライヤー)で生産する。後者の方がコスト面は安くなる場合が多いです。
ロットやアイテムごとに管理するのはなぜか?
弊社では輸入した商品をロット・アイテムごとに数年保管しております。その理由としましては市場に出した後、何らかのトラブルがあった場合、その原因を素早く追及し対応する事が出来る為です。勿論、何もない事が望ましいですがこうした不測の事態に備えておくことも長く安全に商品を販売していく上で非常に重要なことだと考えております。
回収?薬事法違反商品が発覚した場合?
表示ラベルに記載のない成分や規制のある成分が入ってる商品が発覚した場合は、速やかに自主回収または行政からの強制回収の指示があります。回収となると当然それ以後の同商品の販売は不可となり、回収に伴う一連の費用もかかってしまうばかりか、メーカーや商品のとしての信頼力が大きく損なわれてしまいます。回収事例はこちら

よく頂く質問集〜輸入通関について〜

許可がないと化粧品の輸入はできないの?
国外の化粧品を輸入する場合「化粧品製造業」「化粧品製造販売業」の業許可がないと化粧品の輸入、販売はできません。※個人レベルは除く
取得する場合は行政への申請後、設備・保管室や技術責任者(主に薬剤師など)などの設置が必要となります。
商品代以外に費用はかかるの?
商品代金以外に国や当局に支払う税金および手数料、通関業者に支払う通関作業費や輸送費用、それに輸入代行手数料などがかかります。
化粧品は関税フリーの場合が多いですが一部課税対の化粧品がある場合もありますので商品が決まってる場合は一度ご相談下さい。
輸入するまでにはどれぐらい時間がかかりますか?
輸送日数につきましては出荷国や船、飛行機など輸送方法によっても変わってきます。通関に関しましては国内到着後2日〜1週間です。ただし通関時に当局から検査が入ればさらに数日遅れることもあり料金も数千円〜数万円の検査費用がかかる場合もあります。これは予測できませんが特に初めての輸入される商品、明らかに安いINVOICEの商品などが対象となりやすい傾向です。
輸送中に事故や破損があった場合は?
気をつけるに越したことはありません。輸送中は多くの他荷と混載されるケースが多い為、緩衝材をしっかり入れ荷崩れしにくいなど梱包状態はシッパーに確認しましょう。また水分や詰め込み過ぎなどでカートン自体が破損するケースも珍しくありません。インボイス金額によっても変わりますが数千円〜ぐらいから損害保険がかけれますので日本へ到着する前に加入することをお勧めします。

よく頂く質問集〜その他〜

最初に用意するものはなんですか?
輸入したい商品の全成分表(配合比率かかれた物)、実物サンプル、商品の規格書などです。詳しくはこちらをご確認下さい。
化粧品と医薬部外品の違いは?
日本では、薬事法という法律によって「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」は分類され、それぞれ原料から製造方法、ラベルへの表示内容、広告の表現まで厳しく規制されています。医薬部外品というのは、医薬品と化粧品との中間に位置する製品で成分にも一部規制があり、ある特定の効能・効果について薬事法によって承認された製品のことです。

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