輸入化粧品の分析について

海外の化粧品を日本で輸入及び販売する為には、薬事法によって色々と定められており、ライセンス許可がないと輸入は出来ません。
また、輸入した化粧品の成分分析試験を受けることは、安心して販売するための非常に大切なステップとお考え下さい。
勿論ですが、日本の薬事法で規制のある成分が含まれていると輸入することは出来ません。
以下は、一般的な分析試験項目ですが分析はどれだけ行っても「必ず大丈夫」という保証はございませんが、多くの項目を確認すればするほど違反によるリスクは低減しますので、商品ごとにお話合いの上決めましょう。まずはご相談下さい。

成分分析費用のご案内 〜成分分析はオプション検査です〜

分析Aセット
70,000円/1検体
84成分(色素51成分)スクリーニンク゛→化粧品基準に係わる国内最大セット分析
分析項目:配合禁止成分、防腐剤、紫外線吸収剤、重金属類、法定色素等
分析Bセット
55,000円/1検体
33成分スクリーニンク゛→色素のない化粧品に最適
分析項目:配合禁止成分、防腐剤、紫外線吸収剤、重金属類等
防腐剤13成分分析セット
30,000円/1検体
防腐剤スクリーニンク゛に最適
規制表示成分+ホルマリン
7,000円〜/1成分
全成分表示中に記載のある、法律に規制のある成分+ホルマリン(違反事例の多い配合禁止成分)
規制のある表示成分
5,000円〜/1成分
全成分表示中に記載のある、法律に規制のある成分のみ

成分分析はどうすればいい・・・

化粧品の成分分析については色々とお問い合わせ頂きますが結論から言うとどちらでも構いません。
薬事法的に申せば禁止成分入りの商品を販売する事は違法ですが分析そのものは薬事法で定められている訳ではありません。
要するにしてもしなくてもいいが何かトラブルが発生した場合は、全ての責任をとって下さいということになります。
従いまして禁止または規制成分などが入ってると発覚した場合は全て自主回収或いは厚労省より強制回収命令となり得ます。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kaisyu/2003before.html
分析の実施については企業、お客様それぞれの考え方により様々です。
ある程度のコストはかかってしまいますが検査をされることで、商品に対する安全性、 取扱店舗や消費者への信頼力が高まるのは、容易に想像できるかと思われます。
成分表上問題ない場合でも実際の分析で禁止成分が検出されるケースはよく聞く話です。
従いまいて可能であれば分析検査をされるのが望ましいという回答になります。
また、同シリーズ商品の場合、主成分が同じであることが多く、全てにおいて 高額の検査を実施されない場合もありその場合は例えば1種類を代表的な検査(AやBセットなどなるべく多めのスクリーニング試験)を行い残りについては、ホルマリンや規制成分検査など比較的安価な検査をされても宜しいかと存じます。
ある程度のコストはかかってしまいますが検査をされることで店舗様やエンドユーザーに安心して使って頂けるという部分がなによりブランドとしての信頼感ということになります。
何かご不明な点がありましたらお電話、メールなどでなどでお気軽にお問い合わせ下さい。

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